光触媒によるセルフクリーニングの仕組みについて
2022/11/05
光触媒にはセルフクリーニング機能があります。
と言っても「セルフクリーニングって何?」と思う方もいるでしょう。
そこで今回は、光触媒によるセルフクリーニングの仕組みについて解説します。
光触媒のセルフクリーニングとは
セルフクリーニングは、自分できれいにするという意味の言葉です。
つまり光触媒のセルフクリーニングは、光触媒を施すことで勝手に汚れを落としてくれるということです。
活性酸素による働き
光触媒コーティング剤に紫外線が当たると、活性酸素が発生します。
活性酸素は有機物を分解する効果があるため、光触媒を施した箇所の汚れを取り除くことができるのです。
親水性による働き
光触媒コーティング剤を塗布した箇所には膜が形成されます。
そして光触媒が持つ高い親水性によって汚れと塗膜の間に水分が入り、雨だけで汚れを落とすことが可能です。
光触媒のセルフクリーニング効果を発揮するためのポイント
光触媒のセルフクリーニング機能を発揮するには条件があります。
①紫外線と雨が当たる場所
②光触媒コーティングを施した箇所がきれいに保たれている
上記の条件に当てはまらない場合は、セルフクリーニング効果が期待できない可能性があります。
まとめ
光触媒のセルフクリーニング機能は、活性酸素と高い親水性によって得られます。
ただし、紫外線や雨が当たらない場所やコーティングを施した箇所が汚いと効果が薄れるため注意が必要です。
弊社は光触媒コーティングをはじめ、幅広い塗装工事に対応しております。
気になることがございましたら、お気軽にお問い合わせください。