「除菌」「抗菌」「殺菌」「滅菌」の違いは?
2023/09/01
「除菌」や「抗菌」「殺菌」「滅菌」といった言葉はどれも似ているので混同されがちです。
そこで今回はこれらの言葉の違いについて解説していきます。
違いを知ることにより清潔な環境づくりに役立ちますよ。
「除菌」「抗菌」「殺菌」「滅菌」の違い
除菌
菌を取り除くことを除菌と言います。
医薬品や医薬部外品に使われる「殺菌」という言葉に近いです。
食器用洗剤やアルコールスプレーなどに除菌という言葉が良く使われます。
ちなみに、除菌によって取り除く微生物の種類や程度に決まりはありません。
抗菌
菌が増えないようにすることを抗菌と言います。
日本産業規格(JIS)では、抗菌加工されていない製品よりも細菌が増える割合が100分の1以下だと、抗菌効果があると認められます。
ちなみに抗菌には菌を取り除いたり殺したり、といった意味合いはありません。
殺菌
菌を殺すことを殺菌と言います。
薬機法により、医薬品や医薬部外品には「殺菌」と表記することが可能です。
また除菌と同じように、取り除く微生物の種類や程度に決まりはありません。
滅菌
滅菌とは、あらゆる菌を殺すことです。
病院で使われる手術器具などには滅菌が必要です。
まとめ
今回ご紹介したように、「除菌」「抗菌」「殺菌」「滅菌」には明確な違いがあります。
意味を把握すると、自分が必要な製品を的確に選べるようになりますよ。
名古屋にある『株式会社成栄』では、光触媒コーティングによる菌やウイルスの除去を行なっております。
一度施工すると長期間効果が発揮されますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。