光触媒は暗い場所でも効果があるの?
2022/11/17
光触媒は「光」の力で効果を発揮するため、暗い場所での使用には効果がないと思う方もいるかもしれません。
しかし実は、暗い場所でも光触媒を使うことができるんですよ。
どういうことなのか詳しく解説していきますね。
光触媒は暗い場所でも使える?
光触媒は酸化チタンという物質を塗料に入れることで、菌の増殖防止や消臭などの効果を発揮する技術です。
とは言え、光触媒は言葉のとおり効果を得るには光が必要です。
そのため、これまでは暗い場所で利用するのは難しいとされてきました。
しかし近年、暗い場所でも使える光触媒の技術が開発されています。
銀イオンや銅イオンの力を利用する
従来の酸化チタンだけでは、光がないと光触媒の効果は利用できません。
しかし銀イオンや銅イオンなどの物質を追加すれば、暗い場所でも光を使った場合と同じ効果を得られます。
これは、銀イオンや銅イオンには元々の金属由来の抗菌作用があるからです。
こうしたことから、暗所でも使える光触媒の塗料がさまざまなメーカーで販売されるようになりました。
なお銀イオンや銅イオンも、酸化チタンと同じく人体には無害です。
わかりにくい部分は確認しよう
酸化チタンのみの塗料で良いのか、銀イオンなどの物質も入れたほうが良いのかは、光触媒を導入する環境によって異なります。
どの種類の塗料を使用するべきかは施工する業者へしっかり確認しておきましょう。
まとめ
従来の光触媒は暗い場所では効果を発揮できませんでしたが、近年は銀イオンなどを添加することで暗所での利用も可能になりました。
銀イオンや銅イオンなどの物質も酸化チタンと同様に人体には無害ですので、安心してご利用いただけるでしょう。
当社では豊富な実績と丁寧なヒアリングで、お客様に最適なプランを提案いたします。
光触媒コーティングを検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。